「ミツワ石鹸との出会い(2)」
ちなみにミツワ石鹸と
わが玉の肌石鹸の関係は、
その当時だけの話ではなく、
ミツワ石鹸がまだ丸見屋という屋号で
石けんを商品化しようと思い立った
明治四十年ごろまでさかのぼります。
玉の肌石鹸(当時「芳誠舎」)は
すでに品質のよい石鹸をつくる企業として
定評がありました。
その高い技術に着目した
丸見屋の二代目が、
高級枠練り石鹸の研究開発を
玉の肌石鹸に依頼したのが両社の関係の始まりです。
開発には三年かかったそうです。
随分、慎重でしたね。
その石鹸は《ミツワ枠練り石鹸》として
明治四十三年に発売されますが、
それから大正十二年の関東大震災までは、
ミツワ石鹸の全量を玉の肌石鹸でつくっておりました。
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